AlcoLogでは、記録した内容を、手元に残したりほかの人に渡したりできるファイルにできます。形式は2つあります。読みやすくレイアウトされたPDFのレポートと、Numbers、Excel、Googleスプレッドシート用の生データであるCSVのファイルです。どちらもiPhone上で作成され、あなたが自分で送らない限り、iPhoneの外に出ることはありません。
書き出しの対象は、終了した飲酒セッションと、禁酒モードがオンの場合は禁酒モードの記録です。禁酒モードだけを使っていて一度もセッションを記録したことがない場合でも、書き出しはできます。ボタンは禁酒モードの記録だけでも使えます。
# ステップ1. 「データとプライバシー」を開く
設定タブをタップし、データとプライバシーをタップします。匿名データとiCloudバックアップの下までスクロールすると、データを書き出すのカードがあります。
カードにはPDFを書き出すとCSVを書き出すの2つのボタンがあり、その下の1〜2行に、次の書き出しに何が含まれるかが表示されます。
# ステップ2. 無料プランとPremiumで含まれるものを確認する
無料プランの場合:
- CSVを書き出すが使えます。直近10件の終了したセッションと、禁酒モードがオンの場合は直近10日分の禁酒モードの記録(その日に記録した飲みたい気持ちを含む)が含まれます。カードにもそのとおり表示されます(例:42件のセッション中10件が含まれます(最新の10件))。
- PDFを書き出すにはPREMIUMのバッジが表示されます。タップすると、レポートは作成されず、アップグレードの画面が開きます。
Premiumの場合:
- 両方のボタンが制限なく使えます。カードには、たとえばエクスポートするレポートに履歴セッション42件が含まれますと表示され、禁酒モードがオンの場合は**禁酒モードの記録も含まれます。始めた日からの毎日、チェックイン、飲みたい気持ち、マイルストーンです。**と表示されます。
書き出されるのは終了したセッションだけです。進行中のセッションは、終了するまで含まれません。書き出すものがまだない場合(終了したセッションがなく、禁酒モードもオフの場合)は、CSVを書き出すをタップしても何も起きません。PremiumのPDFを書き出すも同じです。
# ステップ3. PDFのレポートを書き出す(Premium)
PDFを書き出すをタップします。ボタンに少しの間生成中…と表示されてから✓ 完了に変わり、iOSの共有シートが開きます。ファイルは1つで、名前はAlcoLog-に今日の日付を付けたもの(例:AlcoLog-2026-09-28.pdf)です。
レポートは、AlcoLog レポートというタイトルと作成日から始まります。その後の内容は、記録したものによって変わります。
禁酒モード(禁酒モードがオンの場合、これが最初に来ます):
- 記録の開始日に続いて、現在の禁酒連続記録、禁酒の最長連続記録、禁酒した日の合計、飲酒した日、チェックイン、禁酒のチェックイン、乗り越えた飲みたい気持ち(回数と合計時間)、そして選んだ気分(最高、良い、普通、よくない、最悪)をそれぞれ数えた気分の行があります。
- 達成したマイルストーン:各マイルストーン(1日、1週間、1か月など)と、達成した日付です。
- 毎日の記録:1日1行で、新しい順に、日付、ステータス(禁酒または飲酒日)、気分、メモが並びます。メモには、その日がどう記録されたかが入ります。チェックイン済み、ドリンクを記録した日はその杯数、履歴で印を付けた日、チェックインなしのいずれかです。飲酒日に選んだ理由(ストレスや付き合いなど)と、チェックインのメモもかぎかっこ付きで表示されます。
- 乗り越えた飲みたい気持ち:それぞれの日付、時刻、長さです。
チェックインしなかった日も、禁酒モードがホームで数えるのと同じように禁酒日として数えられます。ただし記録にはチェックインなしと表示されるので、読む人はあなたが確認した日と区別できます。
飲酒セッション(ある場合):
- 概要:セッション、ドリンク合計、ユニット合計、カロリー合計、水を記録しました、セッションあたりの平均、そして使った通貨ごとの支出合計です。
- ドリンクの種類別、上位ブランド、上位の場所(後の2つは、ブランドや場所のデータがある場合のみ)。
- 月別の内訳:月ごとのセッション、杯数、ユニット、カロリー、費用の表です。2か月分以上のデータがあると、月間ユニットの推移のグラフも加わります。
- セッションの詳細:すべてのセッションの時刻、合計、各ドリンク(時刻、種類、ブランド、サイズ、度数、ユニット、カロリー、費用、お気に入りや場所の名前がある場合はその名前)です。
# ステップ4. CSVファイルを書き出す
CSVを書き出すをタップします。記録した内容によって1つか2つのファイルが作成され、共有シートでまとめて扱えます。
AlcoLog-<date>.csv(セッション)。 ドリンク1杯につき1行で、新しいセッションから順に並び、次の列があります。
Session Date, Start Time, End Time, Duration, Drink #, Type, Subtype, Brand, Size, ml, ABV %, Units, Calories, Cost, Currency, Location, Favorite
ドリンクを記録していないセッションも1行になり、**Drink #**は0になります。記録した水も、それぞれ独立した行として含まれます。
AlcoLog-Sober-<date>.csv(禁酒モードの記録)(禁酒モードがオンの場合のみ)。1日1行で、新しい順に並びます。
Date, Status, Source, Mood, Slip Causes, Drinks Logged, Units Logged, Note
- Statusは
alcohol-free(禁酒)またはdrinking day(飲酒日)です。 - Sourceは
check-in、logged drinks、marked in History、no check-inのいずれかです。 - Moodは、気分を選んでチェックインした場合に
great、good、okay、low、awfulのいずれかになります。 - Slip Causesには、飲酒日に選んだ理由がセミコロン区切りで並びます。
同じファイルには、空行のあとに、Craving Date, Craving Time, Secondsの列を持つ飲みたい気持ちの2つ目の表があります。集計の数値とマイルストーンはPDFにだけあり、CSVには1日ごとの行が入ります。
どちらのCSVファイルも、言語に関係なく、列名は英語、日付は年-月-日、時刻は24時間表記、小数点はピリオドです。そのため、どの表計算アプリでも同じように開けます。
# ステップ5. ファイルを共有・保存する
ファイルの準備ができると、すぐにiOS標準の共有シートが開きます。そこから**"ファイル"に保存**したり、AirDropでMacに送ったり、メールやメッセージに添付したり、PDFを印刷したりできます。AlcoLogがファイルをどこかにアップロードすることはありません。ファイルが届くのは、あなたが送った先だけです。
# 書き出したデータを誰に渡すか
書き出したデータは、受診の前に医師、カウンセラー、クリニックに送ったり、PDFを自助グループやスポンサーに持っていったり、パートナーや家族に渡したり、記録を求められた裁判所、勤務先、プログラムのために保管したりといった使い方がされています。PDFはそれだけで読めるので、たいていはこちらのほうが渡しやすいでしょう。CSVは、数値を自分で扱いたい人向けです。
書き出したデータが示すのは、AlcoLogに記録された内容です。それが相手の要件を満たすかどうかは、受け取る人や組織が判断することなので、送る前に何が必要かを確認してください。
# 知っておきたいこと
- 禁酒モードの記録が書き出されるのは、禁酒モードがオンの間だけです。 ドリンクの記録に戻している場合は、セッションだけが含まれます。禁酒モードの使い方と目標を設定・変更する方法をご覧ください。
- 編集した内容は次の書き出しに反映されます。 先にドリンクやセッションの編集・削除でドリンクやセッションを直してから、もう一度書き出してください。
- 書き出しはバックアップではありません。 復元できるコピーを残すには、iCloudバックアップを使ってください。